近年趣味として人気急上昇中のキャンプ、働き方改革の影響もあり余暇を自然でゆっくり過ごしたいとキャンプを始める人が多いです。しかし、
・キャンプを始めたいけど知識がまったくない!
・キャンプに誘われたけど何を揃えておけばいいの?
・興味はあるけど費用がかかりそう、そもそもどこでやるの?
そんな疑問や不安からなかなか最初の1歩が踏み出せない方も多いようです。
そこで今回は知識が0なあなたでももう大丈夫!キャンプを始めるのに必要なことを分かりやすく解説いたします。
目次
キャンプの魅力とは
アウトドア趣味にて絶大な人気を誇るキャンプ、家族や友人、ソロなど人数とわず楽しめます。一体キャンプの魅力とは何なのでしょうか。実際にキャンプを趣味にしている人達の声です。
キャンプのスタイルを知る
さあ、さっそくキャンプの準備を始めていきたいところですが、準備する内容はキャンプのスタイルで異なってきます。最初のキャンプのスタイルをどうするのかもここで考えてみましょう。初心者におすすめの順番にキャンプのスタイルを並べました。
宿泊施設を使ったキャンプ
初心者おすすめ度:★★★★★
バンガローやコテージなどの簡易宿泊施設を使ったキャンプは初心者や初めてのキャンプの方におすすめです。これから長く続けるか分からない方は宿泊施設を使ったキャンプで、気軽にキャンプを体験してみる事をおすすめします。テントや防寒装備の必要性がテントに比べ減るので手軽に始められます。
メリット
・テントが不要
・冷暖房完備で快適
・荷物がへり初心者でも気軽にできる
デメリット
・テント宿泊に比べ自然との一体感が減る
・宿泊施設の費用がかかる。
テントを使ったグループでのキャンプ(3~5人)
初心者おすすめ度:★★★★☆
テントを設営が必要になりますがグループで行えば1人あたりの負担が減ります。またグループの中に経験者がいればなお安心してキャンプを楽しめます。3~5人というのは自家用車1台、テント1つで運営できる人数なので初心者向きです。
・テントなどの装備をグループで分担できる
・経験者と一緒にやれば安心だし技術を習得しやすい
・みんなで焚き火囲みながらキャンプ飯、本当に最高!
デメリット
・エアコンに頼れないので防寒対策が必要
・グループ内の誰かがテントを所有しているか、テントレンタルする必要がある
・人数が多いと日程を合わせずらい
ソロキャンプ
初心者おすすめ度:☆☆☆☆☆
ソロキャンプとは1人でキャンプを行う事です。テント設営から撤収作業まで全て自分1人でこなします。誰にも邪魔されることのない空間で自然と一体となる感覚は何にも代えられない経験になるでしょう。技術や知識、経験が必要ですので最初のキャンプや初心者へのおすすめはしません。自然相手は危険が伴うこともあります。
・大自然をひとりじめ!自分だけの空間でリラックスできる
・頼れるのは自分だけ、得られる達成感が大きい
・自分の都合さえつけばいつでも行ける
デメリット
・必要装備は全て自分で揃える必要がある
・トラブルにも対応しうる知識・経験・技術が必要
ここからは「宿泊施設を使ったキャンプ」か「テントを使ったグループでのキャンプ(3~5人)」それぞれで当日までに準備すべきものを確認していきましょう。
キャンプ当日までに準備するもの
宿泊施設を使ったキャンプの場合
準備する物(絶対必要…◎ あった方が良い…〇 出来れば欲しい…△ 必要ない…×)
宿泊施設を使うので必要ありません。
寝袋・・・◎
冷暖房完備の宿泊施設があるとはいえ基本的にはあくまで簡易宿泊施設ですので快適なベッドなどは付いていません。寝袋なしでは快適に寝る事は出来ませんので用意しておきましょう。ただエアコン付きですので値段の高い本格的な防寒機能のある物でなくても大丈夫!
日差しや雨風を凌ぐために必須なタープも宿泊施設があれば、そこまで必要性は高くありません。なくても問題ないでしょう。
キャンプの醍醐味は焚き火といっても過言ではありません。しかし地面に直接焚き火をするのは安全面の問題からほとんどのキャンプ場で禁止されています。そこで必要なのが焚き火台。焚き火台があればほとんどのキャンプ場で焚き火が出来ます。
宿泊施設があるとはいえキャンプ場は夜になると真っ暗ってことも!夜に調理や作業を行う際の灯は絶対必要です。ランタンは買っておいた方がよいでしょう。
キャンプといったらバーベキューというイメージを持っている方も多いと思います。バーベキューコンロがあれば盛大に焼肉を楽しめますよ♪しかし焚き火台でも代用できたり、また後述のシングルバーナーなどでも加熱調理はできるのでマストアイテムとまでは言えません。しかし盛大に焼肉をするならぜひとも用意しましょう!かなり盛り上がりますよ♪
チェアー・・・◎
テーブル・・・◎
クーラーボックス・・・◎
テントを使ったグループでのキャンプ(3~5人)
準備するもの(絶対必要…◎ あった方が良い…〇 出来れば欲しい…△ 必要ない…×)
テント・・・◎
人数を収容するテントが必要です。あわせてテントマットも用意すると良いでしょう。テントマットとはテントの下に敷くマットで地面の凹凸や寒さが軽減されます。※キャンプ場によってはテントのレンタルもあります。
寝袋・・・◎
冷暖房のないテントでは寝袋は必須。寝袋なしでは快適どころか寒くて寒い夜には命に関わります。冬には冬用の防寒機能の優れた寝袋を用意しましょう。寝袋には対応温度が設定されているのでその時期に合わせた寝袋を用意しましょう。
タープ・・・〇
日差しや風から守ってくれるタープがあればより快適に過ごせます。特に夏の日差しは体力を奪うので必要です。
焚き火台・・・〇
焚き火に必要な焚き火台はキャンプの花形!焚き火を囲って仲間や家族と談笑しましょう。また暖をとるためにも重要な役割を果たしてくれます。
ランタン・・・◎ テントを使ったキャンプでももちろん灯は必要。ランタンは買っておけば夜も快適に活動出来ます。
BBQコンロ・・・△
キャンプといったらバーベキューというイメージを持っている方も多いと思います。バーベキューコンロがあれば盛大に焼肉を楽しめますよ♪しかし焚き火台でも代用できたり、また後述のシングルバーナーなどでも加熱調理はできるのでマストアイテムとまでは言えません。しかし盛大に焼肉をするならぜひとも用意しましょう!かなり盛り上がりますよ♪
シングルバーナー・・・△
シングルバーナーとは分かりやすく言えばアウトドア用の小型のガスコンロです。シングルバーナーがあれば気軽に加熱調理ができます。バーベキューコンロが無くてもシングルバーナーがあれば基本的な調理が可能
チェアー・・・◎
アウトドア用の折り畳みチェアーは人数分必須となります。レジャーシートを敷くことで対応も出来ますが椅子がないと不便です。こちらは最低限の準備しておきましょう。
テーブル・・・◎
テーブルがなければ料理を置くことも、調理をすることも出来ません。最低でも1つは折り畳みテーブルを用意しましょう。
クーラーボックス・・・◎
食材の保管にクーラーボックスは必須です。特に夏場はマストアイテムとなります。人数にあった大きさを選びましょう。
キャンプ場に予約を入れる
いよいよキャンプをするぞ!っとなったら次に決めるのはキャンプ場です。キャンプは基本的にキャンプ場で行います。ホテルを予約する要領でネットや電話でキャンプ場を予約しましょう。
初心者におすすめのキャンプ場の特徴
①レンタル品が豊富(揃える道具が少なくて済みます)
②共有設備が充実(シャワーの有無・炊事場・水洗トイレなど)
③近場である(最初のキャンプは移動での疲労が少ない方がおすすめです)
キャンプ当日の流れ
予約も完了しいよいよキャンプ当日!バタバタしないようにキャンプ当日の流れを把握しておきましょう。
①到着~チェックイン
②設営
テントの設営やテーブルや椅子、調理道具の準備など役割分担してスムーズに設営出来るようにしましょう。
③楽しい時間を過ごす
④就寝
⑤起床~朝食
④撤収作業~チェックアウト
⑤帰宅